腸内フローラ

先日、腸内も大切!!というタイトルで書きましたが
タイムリーな事に、昨晩NHKのドキュメンタリー『腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー』で取り上げられていました。※腸内フローラとは腸内細菌の事です。

先日、書きました様に、
免疫やお肌のトラブルなどにも関わってきますが
現在の研究では

『腸内フローラの状態で太りにくくなる事』が解ってきました。
腸内フローラが食物繊維を食べて短鎖脂肪酸を作り出す→
短鎖脂肪酸が脂肪細胞に取り込まれる→
脂肪細胞に他の脂肪細胞が入らない様になる→
脂肪の蓄積が抑制される。事が解ってきました。

『腸内フローラの状態で気分(性格)に影響する事』が解ってきました。
腸には腸管神経系と云う神経があり腸の状態を脳に伝えるしくみがあります。
腸内フローラの状態も伝えており、それが気分(性格)にも影響している事が解ってきました。
近い将来、鬱(うつ)の症状などに用いられる事が考えられています。
先日書いた中の、セロトニン、ドーパミンを作る事と関連してると思われます。

科学・医療は発展してきましたが、まだまだ未知の世界があります。
どんな常識と思われる事も月日が経てば、違った見解が出てきますね。

ご興味を持たれた方で、身体の事がわからない方は、
生理学・解剖学に精通した方にご相談して頂く事をお勧めします。

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