冷え性からくる片頭痛について

片頭痛と冷え性

片頭痛と冷え性
片頭痛を持っている人は、冷え性の人が多く、重症である場合が非常に多いです。
月に何度も片頭痛が発症し、嘔吐や起きられないほどの痛みがある人もいるでしょう。
症状がひどい片頭痛を何度も起きると、交感神経が緊張状態になってしまいます。
また、片頭痛の人は温度にも敏感なため、寒さを感じると血管が反応し、過剰収縮を恒常化させます。
通常、血管は柔らかく、低血圧ですが、過剰収縮が起き、緊張状態になると、慢性的な冷え性になってしまうのです。
そして、筋肉も緊張し続けるため、肩こりを患っている人も多いでしょう。
冬以外でもエアコンや冷たい飲み物を飲むため、寒さと無縁とはいい切れません。
冷えを意識的に避け、片頭痛の痛みを回避することが必要です。
片頭痛を薬で対処することも多いですが、片頭痛のたびに薬を飲むわけにもいきません。
薬以外で片頭痛を治し、冷え性な体質も改善しましょう。

 

冷え性の体質を改善する

冷え性の体質を改善する
運動不足やシャワーだけの入浴方法、喫煙が原因で、冷え性の体質へと変わってしまいます。
体温が下がると、心臓や脳の体温を維持しようとするため、末梢の血管は熱が逃げないようにと収縮し、手足の冷えを悪化させてしまうからです。
そのため、生活習慣を改善しなければ、冷え性や片頭痛も改善せず、むしろ悪化させてしまうでしょう。
また、ストレスにより自立神経やホルモンバランスが乱れ、低体温になることもあります。
女性は特に、出産後や更年期によって自立神経やホルモンバランスが崩れてしまうため、冷え性の体質に変わってしまうこともあります。
冷え性は、温めるだけでは改善できません。
血管をリラックスさせ、筋肉の緊張を和らげ、交感神経の興奮を抑制させる必要があります。
冷え性からくる片頭痛の人は痛み止めを飲み、痛みを紛らわせているケースが多いようですが、根本的に冷え性の治療を行い、体質を改善していくことが大切です。
カイロプラクティックでは、筋肉の緊張を和らげたり、冷え性を改善したりすることが可能です。
片頭痛や肩こり、冷え性に悩んでいる時は、一度利用してみてはいかがでしょうか。

参考URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/59/2/59_2_265/_pdf

参考文献
日東医誌
受付:2007/3/8
受理:2007/11/9

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