偏頭痛が治りにくい人の共通点とは

片頭痛が治りにくい人は

片頭痛が治りにくい人は
原因が不明な場合が多い片頭痛に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
薬を服用したり、漢方を飲んだりと様々な施療を行っている人もいますが、片頭痛の症状が治りにくい人も少なくありません。
片頭痛が治りにくい人には、共通点があります。
様々な施療を行っても片頭痛が治りにくいと感じている人は、治りにくい人の共通点を知っておきましょう。
片頭痛持ちの人の中で、肥満の人は減量すると片頭痛が治ることもありますが、その原因はわかりませんでした。
減量をしても片頭痛が治らなかった人の共通点を調べたところ、インスリンの働きが悪い人に片頭痛が多いという傾向がわかったのです。
そのため、肥満度合いが強い人ほど、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが悪くなります。
片頭痛が治りにくいという人はインスリン抵抗性、高肥満の割合が多いということです。
インスリン抵抗性とは、インスリンを受け取る細胞がインスリンに反応しないことを言い、高体重の人や正常にインスリンに反応しない人は、減量しても片頭痛が治りにくいという共通点があります。

 

2型糖尿病はインスリンの働きが悪い

2型糖尿病はインスリンの働きが悪い
インスリンの働きが低下すると、血液中のブドウ糖が正常よりも高くなる2型糖尿病には、肥満が原因でインスリンの分泌量が少なくなる場合と、インスリンに反応しにくい場合があります。
そのため、血糖値が下がりにくくなります。
そのことから2型糖尿病患者も片頭痛が治りにくいという共通点があり、実際にインスリン抵抗性である人は減量しても、片頭痛が続く率が3.5倍高いです。
この研究は、減量プログラムに参加した112人を対象としたもので、片頭痛がなくなった40人と、片頭痛が続いた72人に身体測定と、生化学的検査を行い比較したことから判明しました。
インスリン抵抗性に伴って血液中のホルモン組織が変化しますが、その中に片頭痛が治りにくい原因があるかもしれません。
その原因が今後の研究で判明すれば、片頭痛が治りやすくなります。
また、2型糖尿病を持っている人は生活習慣を改善したり、食事に気をつけたりなど2型糖尿病の施療を行い、インスリンの分泌量や血糖コントロールを良くする必要もあるでしょう。

参考URL:https://medley.life/news/5589506bf034c8f500d1a04a/
https://medley.life/diseases/54e0a8109711e7c3261b6207/

参考文献:MEDLEY

書き手:M”