片頭痛の薬が効きにくくなる原因になる症状とは

片頭痛の薬

片頭痛の薬
突然起こる片頭痛に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
片頭痛が起きると、日常生活に支障が出ることもあります。
片頭痛は、頭の中の血管が拡がることによって頭が痛むと言われていますが、詳しい理由は不明です。
お酒を飲んだときや空腹のとき、天候や気温の変化によって頭が痛む場合は、片頭痛かもしれません。
このように、日常生活を送っているうえで、よく片頭痛が起こるきっかけがあれば、できるだけ片頭痛を引き起こしそうなものを避けると良いでしょう。
片頭痛に悩まされている人は、薬を飲んでいることが多いのではないでしょうか。
しかし、薬にもある特定の症状がある場合には効きにくくなることがあるため、確認しましょう。

 

目がチカチカする症状がある人は

目がチカチカする症状がある人は
片頭痛の症状が起きる前に、人によっては閃輝暗点という光が見えることがあります。
閃輝暗点とは、目の前がチカチカするなど光が現れる症状です。
目の前がチカチカと光るだけであれば、必ず施療が必要というわけではありません。
しかし、頭痛を伴う場合は、片頭痛の施療が必要になるでしょう。
閃輝暗点が見える人と見えない人によって、片頭痛に効く薬の効果が変わります。
アメリカで、片頭痛が起きた際に服用されるスマトリプタンの効果の研究が行われました。
スマトリプタンの服用後2時間で頭痛が治まっている割合を、閃輝暗点が見えた場合と見えない場合で比較し、統計解析をする研究です。
研究結果は、閃輝暗点が見えない片頭痛の場合には、スマトリプタン服用後2時間で痛みが治まった割合が、閃輝暗点が見える片頭痛の場合と比較して1.33倍高いことがわかりました。
また、ジヒドロエルゴタミンの吸入剤の試験では、閃輝暗点が見える場合と見えない場合を比較すると痛みが治まっている割合にそれほど差がないとも言われています。
片頭痛の前に、閃輝暗点が見える人でスマトリプタンを服用している場合は薬を見直してみてはいかがでしょうか。

参考URL:https://medley.life/news/55435ccc05c72afe00009155/
https://medley.life/diseases/54b5b9c36ef4587802f19991/

参考文献:MEDLEY

書き手:M”

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