高齢者に多いめまいの症状と原因について

高齢者にめまいが起こりやすい理由

高齢者にめまいが起こりやすい理由"
高齢者は若い世代に比べてめまいが起こりやすいとされています。
高齢になるごとに体の機能は衰えていき、病気のリスクも高まってきます。
高齢者のめまいは、身体機能の衰えと様々な病気から引き起こされるめまいに分けられます。
身体機能の衰えの部分では、平衡感覚と血圧調整能力の衰えが挙げられます。
病気によるものには高血圧や糖尿病、動脈硬化などが考えられるでしょう。
さらに、高齢者になると薬を服用することも多くなりますが、その薬の副作用によってめまいが起きることも度々あります。
若い世代はめまいの原因を突き止めることは比較的簡単ですが、高齢者は様々な要因が絡み合ってめまいが起きることも多く、なかなか原因を特定することが難しくなります。

高齢者に起こりやすいめまいの症状と原因

高齢者に起こりやすいめまいの症状と原因
高齢者がめまいを起こしやすいシーンは、突然立ち上がったとき、動脈硬化の進行、脳卒中、脱水症状の4つです。
突然立ち上がったときに起きるめまいは起立性低血圧と呼ばれています。
高齢になると血圧を保つ機能が衰えるため、心臓から遠い位置にある脳まで血液を循環させるために時間がかかります。
少し血圧が下がっただけでもめまいが起きてしまいますので心臓との距離を急激に遠ざける行為は避けたほうが良いでしょう。
脚に血が溜まらないように足踏みをしてもめまいの予防になります。
ただし、起立性低血圧の中でも病気を起因として引き起こされるものもあるので注意は必要です。
その他動脈硬化や脳卒中も医学的療法を必要とするため、早めに病院へ行きましょう。
脱水症状によるめまいは血液中の水分量が減り、血が固まってしまうことから起きるため、こまめな水分補給で予防することができます。
病気が起因ではなく、血液循環に問題がある場合は、血液を上手く循環させてあげることがポイントです。
この場合、病院ではなく体をトータルで整えることができるカイロプラクティックなどの施療もおすすめです。

参考URL
https://www.neurology-jp.org/public/disease/memai_s.html

参考文献
日本神経学会

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