腰椎5つある内の一番下に位置する骨です、ですから脊柱で一番下に位置する事にもなります。可動域は仙骨(腰椎の下にあり骨盤の真ん中にある骨)との間で屈曲7~9度、伸展5~6度、側屈1~2度、回旋1~3度です。また、仙骨との間から第5腰神経が出て他の神経と合わさって坐骨神経を作ります。また他の腰椎と異なるのが腸骨との間にある腸腰靭帯です。第5腰椎、腸骨、腸腰靭帯の間を通る第5腰神経は、ここの機能に影響されやすいので臨床的に大切です。