スマホを使用し過ぎによる片頭痛と弊害
日本人では片頭痛持ちが8%と言われるほど、頭痛に悩まされている人が多いです。
片頭痛は、頭の中の血管の異常から痛みを感じますが、名前の通り片側のみ痛いこともあれば、両側痛いこともあるでしょう。
また、脈打つような痛みや片頭痛に伴って嘔吐、軽度から激しい痛みなど個人差が激しいです。
人によって前兆があるなども異なり、片頭痛の症状や原因も人によって様々ですが、常に頭痛薬を持ち歩いている人も多いのが現状です。
片頭痛の治療薬について
安全性も高く、安価で、片頭痛などに効果があるということからアセトアミノフェン製剤は市販薬としても広く出回っています。
アセトアミノフェン製剤は、片頭痛に特化した薬ではなく、あらゆる痛みに対して用いられる薬で、いわゆる熱冷まし、または解熱鎮痛剤と呼ばれているものです。
アセトアミノフェン製剤は、脳の体温調節中枢や中枢神経などに作用し、熱を下げ、痛みを抑えてくれる薬になります。
体温の上昇には脳が関わっており、脳の視床下部というところに体温調節中枢があります。
風邪などによって体内で発熱の情報を持つ物質が作られると、脳の体温調節中枢に伝わり、身体に体温を上げるように指示することによって発熱します。
アセトアミノフェン製剤は、体温調節中枢に作用し、熱放散を増大させ、解熱作用があらわれるのです。
また、アセトアミノフェン製剤は平熱時には体温に影響を及ばさず、疼痛緩和作用は持っていますが、抗炎症作用はほとんどもありません。
安定した鎮痛作用があるアセトアミノフェン製剤は使い勝手が良い薬でしょう。
万能な薬ではありますが、薬は副作用の恐れもあります。
消化器症状として、稀に吐き気、嘔吐、食欲不振などが症状としてあらわれることや、非常に稀ではありますが、肝機能障害やアナフィラキシー、過敏症などの危険性があることです。
片頭痛の際に薬を飲むのであれば、メリットとデメリットは知っておきましょう。
参考URL
https://medley.life/medicines/article/556e7e5c83815011bdcf826b/
参考文献
MEDLEY
書き手:O