片頭痛の特徴について
片頭痛に困っている人は、特徴を知り、片頭痛を引き起こす原因を知りましょう。
片頭痛は、女性に多いと言われている疾患で、男性の約3倍とも言われています。
片頭痛で悩んでいる人の年齢で一番多いとされているのは、20歳から40歳で、家族に片頭痛で悩んでいる人がいると、遺伝が原因というケースも少なくありません。
片頭痛は、慢性頭痛として最も多いと言われている疾患で、名前の通り頭部の片側だけ痛みを感じることが多く、片頭痛の特徴の一つです。
また、片頭痛の痛みの性質は、波動性と言って、痛みが反復して生じます。
痛みの程度は人によって異なりますが、中度から重度と言われており、片頭痛に伴い吐き気や嘔吐、光と音に過敏になってしまうことがあります。
片頭痛の頻度としては、月に2回から3回が多いと言われていますが、人によって異なるでしょう。
片頭痛を誘発してしまう原因として、ストレスから解放された時や寝不足、寝すぎ、月経、階段の昇降によって誘発してしまうことがあるため、片頭痛で悩んでいる人は注意が必要です。
片頭痛の前兆とは
片頭痛には、前兆の伴うものと伴わないもので2種類あると言われています。
片頭痛の前兆がある場合、症状として表れるのは、大脳皮質や脳幹の局所症状が原因ではないかと考えられています。
代表的とも言われる片頭痛の前兆は、閃輝暗点です。
閃輝暗点とは、人によって感じ方が異なりますが、明るい光のジグザク模様が視野の中心部から拡大していきます。
場合によっては、閃輝暗点が約10分から20分間続くことが多く、人によっては30分間続くこともあるのではないでしょうか。
他にも片頭痛の前兆として、半身の感覚異常や麻痺、失語なども症状として表れることがあります。
片頭痛の痛みの原因は脳の血管と言われており、血管拡張と伴に血管周囲に炎症を引き起こすため、痛みを感じます。
片頭痛は、症状の度合いによっても適している薬は異なり、軽い片頭痛であれば消炎効果があるものや鎮痛薬が有効です。
参考文献
ベッドサイドの神経の診かた