若年層の腰痛と運動の関連性について

学生生活から社会人にかけての腰痛

学生生活から社会人にかけての腰痛
学生時代には、スポーツなどが原因で腰痛になる人が多いと思われがちですが、12歳から20歳前後にかけて増加し40歳にむけて緩やかに増加します。
当然の事ながら、社会人においても腰痛を持つ人は少なくありません。
学生から社会人になってからも腰を痛める傾向があるといってもよいでしょう。
学生が社会人になってから腰を痛める人が多いのは、いくつか理由がありますがそのうちの一つが運動量にあります。
社会人になると、パソコンなどに向かって1日中椅子に坐っていることが多く圧倒的に動く事が少ないのです。
椅子に座っているだけでは必ずしも腰を痛めるわけでもありませんが、
パソコンなどの場合は画面をのぞき込みする姿勢を気が付けば長時間続いてしまい動かない事がよくないのです。
小まめに動く事は勿論のことですが、運動を日々行う事が最も大切なようです、研究結果からは息が上がるような運動をする事で痛みが少なくなっています。

運動は何がいいの?

運動は何がいいの?
運動する事によって軽い腰痛に比べてある程度つらい腰痛から、かなり辛い腰痛の方が軽減する傾向にあります
また男性では運動の頻度が少なくても軽減する傾向にありますが、女性では頻度が高い方が減る傾向にあり週に2日以上は息の上がるような有酸素運動をすると効果的だと考えられます。
運動というと幅広いですが大きく2つに分ける事が出来き持久力をつける有酸素運動と筋肉をつける無酸素運動になります。
有酸素運動とは息が上がりハァハァ肩で呼吸するような運動で無酸素運動は筋肉に負荷を掛けもう動けなくなる反復運動を指します。
ですからその他の運動は一般生活運動、日常的な運動になりウォーキングやストレッチが当てはまります。
腰痛に効果的な運動は有酸素運動です、何故なら筋肉量と腰痛の関係が少ない事が報告されており17歳から19歳の5489人の青年男性の筋力を調べた研究では、17年後に筋肉が落ちたと自覚された方と腰痛は関連が見られなかったと発表されています。
ですから筋肉をつける筋トレよりもジョギングやランニングの様な運動をおススメします。

また、神経・筋肉・骨格が機能していないと思う様に走れなかったり、痛めやすかったりするので、カイロプラクティックのケアを併用しながら運動する事をおススメします。

参考文献:Low back pain and physical activity – A 6.5 year follow-up among young adults in their transition from school to working life
•Lars-Kristian LundeEmail author,Markus Koch,Therese N. Hanvold,Morten Wærsted,Kaj B. Veiersted
BMC Public Health201515:1115

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