片頭痛の予兆や前兆について
片頭痛は予兆や前兆がある場合があります。
また、片頭痛持ちの人の20％から30％の人が、頭が痛くなる前に何かしらの予兆や前兆を感じるようです。
実際、片頭痛は予兆期～前兆期～頭痛期～回復期～寛解期と変化していきます。
しかし、この予兆期～前兆期を察知する人と察知しない人がいるのです。
片頭痛の予兆は頭痛期の数時間から早い人で1～2日前に感じる人もいます。
症状としては、イライラする、落ち込む、食欲が増進する、情緒不安定になる、生あくびが出る、疲労感、集中力がなくなるなどです。
前兆は、頭痛が起こる15分から30分前に、閃輝暗点と呼ばれるフラッシュのような光が見える、感覚が鈍くなる、手足がしびれる、言葉が出にくくなる、ちょっとした音や光に敏感になる、といった症状があらわれる人もいます。
予兆や前兆は人によっても違いますが、だいたい同じような症状が出ることが多いようです。
片頭痛の予兆や前兆を察知した後は…？
片頭痛の予兆や前兆を感じない人もいますが、予兆や前兆を察知することが出来れば、頭痛を軽減できたり回避できたりすることも可能です。
予兆や前兆を察知した後、徐々に鈍い痛みを感じ時間に連れて痛みが強くなっていくパターンが多いようですが、痛みが最高潮に達すると拍動とともにズキンズキンという痛みになり、ひどい時には吐き気を引き起こすこともあります。
強い痛みの時になってから頭痛薬を飲んでも、効くまでに時間がかかるので、予兆や前兆を感じることが出来る人は、なるべく早くに頭痛薬を服用した方がいいでしょう。
頭痛薬や鎮痛剤はあまり飲まない方がいいと思って我慢してしまう人もいますが、片頭痛の時には我慢せずに飲んだ方が、それ以上苦しんだり他のことが手につかなくなったりしなくて済むのでおススメです。
片頭痛は疲労や精神的ストレス、ホルモンバランスの変化、食べ物、気圧の変化によっても誘発することがあります。
片頭痛の予兆や前兆を察知した場合で薬を飲むほどでもないという方は、そうした要因を改善するだけでも随分変わってくるでしょう。
特に、疲労や精神的ストレスが原因と考えられる方は、カイロプラクティックなどでの施療を検討されてみることをおすすめします。
参考URL
http://www.skincare-univ.com/article/011519/
参考文献
ヘルスケア大学
公開日時：2015/12/31
更新日時：2016/12/9
