ストレスによるめまいについて

主に考えられる原因とは?

主に考えられる原因とは?

肩のこりによるめまいは、以下の点が主な原因です。
まず、肩の周辺の筋肉がこわばると、首の周辺の筋肉にも影響が及び、首回りの筋肉が緊張した状態になります。
この状態で刺激が加わると血流障害が起こり、体と頭が揺れているような感覚になるのです。
また、症状がひどくなると頭を締め付けられるような感覚を伴い、吐き気がしたり、ふわふわとしたような感覚にもなります。
そして、首のこりは交感神経を活発にさせるため、自律神経がアンバランスな状態といっていいでしょう。
交感神経とめまいとの関係は、はっきりと解明されてはいないものの、交感神経が優位になることで、ふらつきやぐらぐらとした感覚を引き起こす場合があるのです。
さらに、脳への血流障害も原因として挙げられます。
首の周辺にある椎骨動脈は、脳へ栄養を運ぶ役割を担っていますが、首がこると周辺の筋肉がこわばり、血行不良を起こしてしまうのです。
すると、脳の重要な機能を担っている脳幹部へ十分な血液が運ばれず、ふらつきやすくなります。

 

肩こりとめまいを日常生活の中で予防するには?

肩こりとめまいを日常生活の中で予防するには?
原因は肩こりにあるため、日頃から肩がこらないように注意することが一番の予防策といえるでしょう。
パソコンやスマートフォンを長い時間使用して、デスクワークが中心の仕事をしていると、同じ姿勢で長時間過ごすようになるため、筋肉がかたくなり、血行不良を招きます。
ですので、定期的に目と体を休める時間を取ることが大切です。
しばらく目を閉じる、目の周りのツボを押さえる、目薬をさすなどして、目の疲れをほぐしましょう。
首と肩のこりは、首と肩を回してかたくなった筋肉を緩めるようにするのがポイントです。
また、ストレスは自律神経のバランスを崩し、体に緊張感を与えます。
それが肩こりやめまいにつながる場合もあるため、自分なりにストレス発散法を見つけることも大切です。
定期的に体を動かす習慣を身につけると、気分がリフレッシュされ、ストレス発散にも役立ちます。
また、血行が良くなり、筋肉のこわばりを軽減させるため、肩や首のこりにも効果的です。
予防策を行っても症状が改善されない場合は、医療機関を受診するようにしましょう。

参考URL
http://www.skincare-univ.com/article/012110/

参考文献
ヘルスケア大学 家庭の医学・健康・ダイエット情報サイト | ヘルスケア大学
公開日時:2016/12/9

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