めまいには、大きく分けて、「回転性のめまい」「浮動性のめまい」そして「立ちくらみのようなめまい」があります。この他にも傾いた状態にいるような感覚になるめまいなどもあり、それぞれ症状や原因が違ってきます。
立ちくらみなどは、空腹や熱射病なども関係しており、小学生の時の校長先生の話が長い時などに具合が悪くなる場合などは、たいていが立ちくらみです。
回転性や浮動性のめまいの場合は、耳や目、脳など様々な原因が考えられ、寝不足や更年期だったというケースも多々あります。
どのめまいの種類においても長引くようであれば、施療を行ってしっかりと治すことが健康を維持する上で必要です。
こちらでは、それぞれのめまい別の症状や原因、対処法などについて解説しています。

めまいには大きく3つの種類がありますが、立ちくらみなどは誰もが経験している代表的なめまいですが、このほかにも浮動性めまいや回転性めまいなどがあるので症状を知ることが大事です。

めまいにはいくつか種類がありますが、回転性めまいも厄介な症状です。耳に原因があることも多く、放置していると難聴になることもあります。また脳の病気が隠れていることもあり危険です。

浮動性めまいの原因として一番多いのはストレスなど自律神経の乱れによるものです。この他にも、眼精疲労、脳疾患、更年期障害、糖尿病、低血圧、高血圧といったことが原因の場合もあります。

立ちくらみには、立っている状態で、急にフ~っ気を失ってしまうような立ちくらみである「血管迷走神経反射」と、立ち上がった瞬間にフラッとする立ちくらみ「起立性低血圧」もあります。

脳や耳などの器質的疾患が原因ではない「めまい恐怖症」は、心因性めまいとも言われ、めまいの症状が続くのが特徴です。心療内科で根本原因にアプローチするとめまいの症状も緩和されます。

夏特有のめまいの原因として考えられるのは、夏バテと熱中症です。その原因は暑さだけではありません。エアコンで室内を涼しくすると外気との気温差で自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。

更年期障害初期に火照りや発汗などと一緒に起きやすいのがめまいです。更年期とめまいの関係性は明確に解明されていませんが、原因不明の更年期の女性のめまいは更年期特有のそれと疑われます。

めまいを訴える人の多くが必要な睡眠時間を取っていないと考えられています。めまいには3つの種類があると言われていますが、いずれも寝不足が関係していると言われています。

高齢者のめまいは、身体機能の衰えによるものも多いですが、病気から引き起こされるめまいもあります。高齢者のめまいは若い世代に比べて原因の特定が難しいという特徴もあります。

めまい、耳鳴りの症状は、内耳と呼ばれる耳の気管の異常からくることがあります。「めまい」だけだと思って放置していると、「難聴」も併発していたということも少なくはありません。

起きたらめまいがするという経験をされている方は、多いのではないでしょうか。朝、目が覚めた瞬間に感じる吐き気を伴うめまい。この症状を簡単に治す方法、予防方法があります。

ふわふわするめまいの原因は「筋肉の緊張」「自律神経の乱れ」「動脈硬化」「急激な血圧の低下や高血圧」です。食生活や睡眠、運動でストレスを緩和させ、めまいの症状を治すことができます。

貧血は、頭痛、吐き気、めまい、立ちくらみなどの症状が起きます。自覚症状がないまま貧血を放置してしまう人も少なくありません。鉄分を食べ物で補給し貧血の予防をしましょう。

過労によるめまいの特徴ですが症状そのものは普通の目まいとほぼ一緒です。ただ、メニエール病のような病気を発症する可能性があります。日頃からチェックを怠らないようにしましょう。

動悸を伴うめまいは不整脈のときです。動悸が速くなることが原因で心臓のポンプ機能が十分に働かなくなりめまいを引き起こします。心臓に病気がある方でめまいが起きる方は要注意です。

食欲不振を伴うめまいが起こることがあります。食べすぎたり、アルコールを摂取しすぎたり、脂っこいものを食べたりすると胃の粘膜が荒れて吐き気と共にめまいを引き起こします。

ストレスが原因で、頭が重い、肩こりがひどいなど、めまいの他に様々な症状が起きてきます。また、自律神経が乱れると血液の流れも悪くなるので、めまいが起きてしまうこともあります。

肩こりによるめまいには、筋肉のこわばり、自室神経のバランス、血流障害が原因に挙げられます。同じ姿勢で長時間過ごさないこととストレスをかかえないことが予防策として有効です。

めまいがよく起きるひとは目の疲れが原因であることが多いため、生活習慣の改善、目の疲れを回復させる必要があります。カイロプラクティックはめまいや目の疲れに非常に有効な治療法です。

めまいの原因はさまざまですが、便秘もめまいが起きる原因の一つです。便が腸に詰まり、排出できないだけであまりめまいと関係がないように思えますが、腸内の悪玉菌が大きく関係しています。

食後にめまいを感じる人は食後低血圧の可能性があるため注意が必要です。食後低血圧は、食後に血圧が低下する状態のことをいいます。食後30分から1時間後に症状が出やすい特徴があります。

不意に襲ってくるめまいの原因は、運動不足にあるかもしれません。特にパソコン作業の多い人は、日頃の運動不足を解消していくことで、めまい対策を実践していきましょう。

花粉症そのものが、めまいの原因となっている場合は少なくありません。稀に、花粉症に処方された薬の副作用で起こるケースもあります。同時に予防することで緩和に繋がります。

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることにより起こります。身体の大切な器官を動かす神経のため、複数の症状が同時にみられ、めまいも症状の一つです。

不整脈が引き起こす、重大な病気のサインとしてめまいがあります。一時的だと思い放置すると、突然命を落としかねない病気につながるため、定期的に診察や検査をしてもらいましょう。

メニエール病の代表的な症状は、耳鳴りやめまいです。一時的なものや繰り返し症状がでる人がいます。命の危険はありませんが、日常生活を送るのが困難になる危険性があります。

良性発作性頭位めまい症の主な症状はめまいです。頭を動かした時に短い時間、めまいが起こります。自己判断や、自然に治るまで放置せず適切な施療を行うことで、めまいが取り除かれます。

頚肩腕症候群は、主に首から肩や腕、背部にかけての痛みやしびれなどの異常感覚という症状がでます。重度になると、めまいなどの症状が出てきます。原因は日々の生活習慣のことが多いです。

車や船などの乗り物に乗ったときに、めまいや吐き気などの症状が出る場合は、乗り物酔い(動揺病)です。放置していると、症状は重症化するため、予防や対策を行いましょう。

めまいの種類のひとつに、周囲が回転して見える回転性めまいがあります。回転性めまいの原因は健常者によく起こる生理的な刺激が与えられたときや、病的な機能障害があるときです。

迷路障害が起きると、周囲が回っているように感じたり一方向に動いていくように感じる激しい回転性めまいが起きます。迷路障害が起きると、回転性めまいによって日常生活に支障がでてきます。

悩んでいる人が多い回転性めまいですが、回転性めまいを伴う疾患について知りましょう。代表的なのは、耳疾患や第8脳神経障害、前庭核および脳幹の障害、頸部に起因するものなど様々です。

平衡障害によるめまいは様々です。回転感、床が傾くような症状や、ふらつき、身体の不安定感、浮遊感などの症状が出ます。放置する人もいますが問診で原因を突き止めましょう。

メニエール病は、めまいの原因の1つです。めまいの症状に悩まされている人もいるでしょう。研究によって、年齢や性別でメニエール病にかかりやすい人の傾向がわかりました。

大脳の下にある小脳も梗塞が起きることがあり、これを小脳梗塞といいます。特徴的な症状はめまいが挙げられますが、原因のある部位によって症状が異なるため、注意が必要です。