「硬膜下膿瘍」とは
頭痛に悩まされている人のなかには、「硬膜下膿瘍」の可能性がある人もいるかもしれません。
「硬膜下膿瘍」とは、脳の周囲をおおう硬膜と脳の間に膿がたまった状態の病気です。
副鼻腔炎や中耳炎などから感染して発症します。
症状としては、頭痛、眠気、嘔吐、けいれん発作、項部硬直、その他の脳機能障害の兆候が現れ、症状は数日かけて発症することがあります。
しっかりと対応しなければ、症状は急速に進行し、昏睡や死に至る危険性があるため、病院で受診しましょう。
「硬膜下膿瘍」の診断について
「硬膜下膿瘍」の患者の多くは髄膜刺激兆候を示し、嘔吐や乳頭浮腫がよくみられるため、兆候があった場合は、早いタイミングで病院で受診する必要があります。
「硬膜下膿瘍」を診断する方法にはCTとMRIがあります。
MRIは、ガドリニウムを静脈内に注射してから検査を行います。
ガドリニウムは投与することによって、MRI画像上で膿瘍を見やすくする利点があります。
「バランス ラボ」はカウンセリング、検査を丁寧に行い、腰痛、肩コリ、頭痛などのケアに取り組んでいる、神戸市東灘区の整体・カイロプラクティックの施療院です。
カイロプラクティックにより、神経、骨(関節)、筋肉の機能を整え、健康増進のお手伝いをします。
腰痛、肩コリ、頭痛でお悩みの方はぜひお立ち寄りください。
標準脳神経外科学 第11版,P351
書き手:M