片頭痛と脳梗塞の関係性について

日本人に多い病気について

日本人に多い病気について
片頭痛は、頭の片側のみに脈を打つような痛みや、嘔吐などの症状を伴うことが多いです。
軽いものから、立っていられないほど痛みを感じることや、日常生活に支障をきたす場合など人によって症状は異なります。
また、片頭痛は、頭の中の血管が拡がることで起こる病気ですが、血管が拡がる原因は不明です。
しかし、飲酒や空腹時、チョコレート、チーズ、ナッツ類を食べた場合に起こる人が多く、睡眠不足や気候の変化からも偏頭痛が起こる人がいます。
緊張状態に頭痛は起こりやすいイメージがありますが、緊張状態やストレスから解放されたときの場合に、起こりやすいのが偏頭痛の特徴です。
さらに片頭痛だけでなく、脳梗塞もとても知られた病気でしょう。
脳梗塞とは、脳の血管の一部が詰まり、脳細胞に十分な血流が行かず、脳細胞がダメージを受けた状態になっています。
ダメージを受けた脳細胞は、壊死してしまい、再生することはありません。
脳細胞がダメージ受けた部分が何の役割を担っていたのかにより、後遺症は異なります。
早期発見により、薬だけでの治療や、手術の場合も酷い後遺症も無く治療できるため、定期的な検査や異状がある場合は、すぐに医師の診断を受けてください。

 

片頭痛と脳梗塞の関係性はあるのか

片頭痛と脳梗塞の関係性はあるのか
ある研究で、片頭痛や脳梗塞の患者と、一般人口を対象とした合計20万人に、遺伝子共通点があるかどうかの解析を行いました。
その結果、前兆の症状がない片頭痛と、脳梗塞に遺伝的な関係があるのではないかと言われています。
普段から片頭痛がよく起こる人が、全員脳梗塞になってしまうわけではありませんが、片頭痛のメカニズムが、はっきりとわかっていないため、いつものことだからと片頭痛を放置してしまうのは、非常に危険です。
しかし、片頭痛は血管が拡がることで起こる病気ですが、脳梗塞を発症する際には、血管が詰まることで起こるため、どちらも血管に関係する病気です。
完全に片頭痛と脳梗塞の関係があるとは言い切れませんが、遺伝子の共通点があるかもしれないため、今後更なる研究が期待されています。

参考URL
https://medley.life/diseases/54b52ae6517cef641a0041af/
https://medley.life/diseases/54b5b9c36ef4587802f19991/

参考文献
MEDLEY
書き手:O
公開日時:2015/06/11

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