寝起きのめまい
朝起きたらめまいがする・・・という経験をされたことがある方、結構多いのではないでしょうか。
朝、目が覚めた瞬間に天井がグルグルまわり、吐き気を伴うめまい。
仕事に行かなければいけないのに、なかなかベッドから出られず、お昼すぎから夕方にかけて症状が軽くなるものの、立つと目が回ってフラフラする・・・つらい症状です。
しかし、この症状を簡単に治す方法があります。
まず、寝起きにめまいが起こりやすい人は、寝相が良く、あまり寝返りをうたない人です。
寝起きのめまいの原因は、耳の中にある耳石の一部がなにかしらの衝撃で剥がれ、その欠片が三半規管に入り込むことにより、体が揺れていると三半規管が受け取ります。
それによって、脳に間違った信号を送ってしまい、めまいが起きてしまうのです。
めまいを治す方法と予防
寝起きのめまいを治す方法は、朝、目が覚めたらすぐに起き上がらず、ベッドの上で仰向けの状態で体はまっすぐにします。
そして、頭だけを動かし、顔を右向きにして10数え、また、まっすぐ上を向き、10数えます。
次に左を向いて、同じように10数えるというものです。
たったのこれだけで、めまいは簡単に治ります。
なぜ、この方法でめまいが治るのでしょうか。
この方法でめまいが治る理由は、耳石が粉のような小さな粒子が集合し構成されているので、動きに対してもろくなっているのです。
そのため、寝返りをうつなど、頭を動かすことによって、耳石が粉々になり、三半規管内で影響を及ぼすことがなくなります。
朝、時間がないときなどに、毎回ゆっくりこのような動作をするのは手間に感じると思います。ですので、予防が必要です。
めまいの予防方法は、使っている枕を高くするだけも変わります。
三半規管を上に傾斜させるだけで、耳石の欠片が三半規管に侵入するのを防ぐからです。
この方法で、めまいの「もと」をつくらないようにしましょう。
めまいの原因、治し方、予防を知っておくと、今後、寝起きに起こるめまいの心配をせず眠ることができます。
参考URL
http://www.oyakudachibook.com/44.html
参考文献
日常のお役立ちブック